大学生は将来設計をしてはいけないと思う4つの理由

大学生が将来設計をしてはいけない理由

大学生のみなさん、将来についてどれくらい考えていますか?

大学生にキャリアデザインや将来設計を薦める大学やこのようなブログや本や講演会等がありますが、キャリアを決めれば必ずしも良い方向に人生が進むというわけではありません。

今回は、キャリアについての考え方が偏らないように、大学生が将来の働き方について考えるべきではない理由について考えてみました。

注意事項
子供の頃に願った夢は、今どうなっていますか? 人のやりたいことなんて経験とともに変わるもの。何かに囚われ過ぎると失敗や挫折を味わった時に絶望してしまいます。柔軟に生きることも時には大切です。

大学生は将来設計をしてはいけないと思う4つの理由

1.優秀な人財でない限り、望んだ就職先に入ることはできない

まず大きな問題として立ちはだかるのは、就職先を選べるかどうかです。望んだ会社に入れるのかもそうですが、その先で自分の望んだ職場に入れてやりたい仕事ができるかを考えてみると、何もかもが上手くいくのは大学生の中の優秀な人財であっても少ないように思います。

自分の描いたキャリアを積むために会社に入ったは良いものの、やりたい仕事ができなかったら意味がないですよね。だとしたら、そもそも会社に入って何をしたいのかを考えるべきではありません。

因みに、何もしなくても内定をたくさんもらって自分の行きたい会社を自由に選べる就活エリート大学生は3万人と言われているので、そうでない人は厳しい就職活動を行わなければならないようです。

2012年の記事で少し古いですが、このようにも書かれています。

『就活生50万人のうち、採用対象は10万人(就活エリート3万人+エリート予備軍7万人)』何もしなくても就職できる「就活エリート3万人」の実態
就活エリート大学生

ここがポイント!
自分の望む企業に入ってやりたい仕事に就くには、エリート就活生の仲間入りを果たす必要があります。50万人のうちの10万人ということは上位20%に入るということですが、偏差値でいうと58.5辺りです。あれ? 意外といけそう?

2.労働内容を決める権利は会社にある

会社に就職して「あんな仕事がしたい。」「給与はいくら欲しい。」「この時間帯で働きたい。」「○○さんと一緒に働きたい。」と望んだとしても、それを決めるのは全て会社側です。

自らの願望を言うのは簡単ですが、能力もないし成果も挙げていないペーペーの新入社員が望んだことがそう簡単に実現されるでしょうか。もしされるなら、この世の全ての社会人がやりたい仕事を好きな時間に好きなようにやっているはずです。

残念ながら、会社は利益を出し続けなければ経営を続けていくことができません。なので、働く側は利益の出るビジネス活動をしなければならないし、そこで結果が伴わなければ会社は倒産し、働いている人達は途方に暮れてしまいます。

会社はあなた一人のものではありません。なので、そんな中で自らの主張を押し通す際には大きな責任を持たなければならないし、子供がだだをこねて簡単に欲しいものが手に入るような世界ではないのです。

ここがポイント!
もし自分の思ったように仕事がしたいなら、自分に任せれば大きな結果が出せることを周囲に認めされることです。それか、自分で会社を立ち上げるのが手っ取り早いですね。

3.やりたいことは会社に入ったら変わっていく

今やりたいことというのは、今までの経験と持っている知識の上に成り立っているものです。なので、社会人になって新しい知識と経験を積んでいくとやりたいことが変わっていくのは必然的なことです。

やりたいことが社会に入ったら変わっていくのであれば、別に今やりたいことがなくても、会社に入ってやりたいことができなくても問題はありません。どうせ会社に入ってやりたいことができる保証はどこにもないので、やりたいことは趣味の範囲でやっていけばいいでしょう。

就職する際に無理にやりたいことを決めてしまうと将来の可能性を狭めてしまう可能性があります。どうしてもやりたいと思えるようなことがなければあえてやりたいことを決めてキャリアを考える必要はありません。

ここがポイント!
古い職業はITやロボットによって失われていき、新たな職業が次々と生まれています。例えやりたいことができたとしても、すぐにその仕事が他のものにとって代わられたりするかもしれません。まぁ、何を仕事にするにしても時代の流れは把握しておきたいですね。

4.考えてもやってみないと分からない

本を読んだり知識を得てやりたいことができたとしても、実際にやってみないとそれが本当に自分に合っているのかどうかは分かりません。海外で暮らしたいと思っても実際に海外で暮らしていけるかは別問題ですよね。

やりたいことがあってもそれを実現できるか分からない。やってみたらつまらないと感じるかもしれない。やってみないと分からないのに、「これで生きていくんだ。」と決意して行動していくのは順序が違います。

やってみたいと思わないことでも実際にやってみたら「あれ、何かこれ私に合ってる。」と新たな発見があるかもしれません。経験がなければ本当にやりがいを感じることを見つけられないので、頭でキャリアを考えてしまうのは良くないです。

補足
Web関係の会社の就職面接では、「(Webスキルはないけれど)今の時代はITを使いこなせるようにならなければと思い志望しました。」といった学生がしばしばいます。専門職に関しては、実際にやってみないと自分に合ってるか分からないのだから、やる気だけあっても採用し辛いのでご理解ください。

まとめ

人生どうなるのかなんて自分では分からないし、自分の意思ではどうしようもないこともしばしばあります。大学生はまだ社会のことを知らないので、将来設計について考えることはできるわけがありません。やりたいことなんて社会に出たら変わります。だから大学生のうちから将来のことを考えるべきではありません。

しかし、このブログでは大学生が将来のことについて考えることを勧めています。その理由はいくつかありますが、自分のことは自分で決めるべきだと思うからです。

  • 大学生活の中で就職先を選べる人財になって自分の意志で行きたい会社に入れば良い。
  • 社会のことを知らないならビジネスについて学んでインターンシップなどで経験を積めば良い。
  • 色んな経験をしてみて自分が本当にやりたいことを見つければ良い。

自分が将来どうしたいとか決めてもきっとうまくはいかなくて失敗や挫折を繰り返すことになります。でも、自分の意志で何をしたいのかとかこうなりたくないだとかを考えていかなければ、周りに流されてしまうだけです。

『就活後では遅い!大学生のうちにキャリア設計をすべき5つの理由』(リンク)でも書きましたが、社会人になってからだと専門分野が偏ってしまうために職種や業種を変えにくく、仕事の選択肢が狭まってしまう可能性があります。

自分がこの先どうなりたいのかを考えなければ、もしかしたら失敗せずに楽に生きることができるかもしれません。失敗しても他人に責任を押し付ければいい。それでいいなら否定はしません。

ただ、これから先のことを自分で考えて行動していきたいのであれば、自らの将来設計についてなるべく早いうちから考えていくことは必須だと思います。将来に向けて何もしないでいるよりも何か行動に起こしている人間の方が良いですよね。

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